レーシック術後の経過について
レーシック手術をうけたからといって、全ての方が希望通りの視力を得るはことはできません。一般的に近視の症状が強い人ほど、手術を受けても希望通りの視力に戻らない確率が大きくなると言われているようです。
手術が成功したとしても、術後の経過について不確定要素が発生します。目は生きていく上で大切なことなので、レーシック手術を受けようと考えてる人にとって、視力が回復するか不安があると思います。
レーシックの再手術では再度、適応検査を行い角膜の厚さを調べますが、角膜の厚さが足りなく手術ができない場合があります。メガネは周辺がゆがんで見え、物が小さく見えて立体感が損なわれますが、屈折矯正手術後はそうした点が改善されることと、メガネのわずらわしさから開放されるため満足度が高いようです。
コンタクトレンズで、特にハードレンズはかなり重い近視も矯正できるため、術後もレンズと同じくらい見えると誤解される方がいますが、強度の近視の場合はハードコンタクトレンズのように見えるようにはならないのです。
屈折矯正手術の結果に多くの方が満足していますが、他のいずれの医学的処方でも、屈折矯正手術の限界と、合併症の可能性などについてリスクが存在します。再手術の割合はイントラレーシックで2・3%、レーシックで3・7%というデータがあります。
イントラレーシックのほうがレーシックよりも症状が重い方が多いのですが、再手術の割合は低くなっています。ですから、屈折矯正手術を受ける前に、まず手術のリスクと利益を慎重に検討する必要があり、手術経験のある友人などの言葉に惑わされないようにする必要がありますね。
また、病院での術後データの計測時期が違いですが、手術翌日、1ヵ月後、3ヵ月後などと計測時期はいろいろで、受けた人の目の状態も違います。さらに、レーシックの技術は年々進化しているため、以前からレーシックを行っている病院では、初期のデータも含めた場合は、最近レーシックを開始した病院に比べると手術成績が悪くなってしまう可能性があるのです。
また、病院によって手術の方針も異なり、ある病院では、過矯正になるのを防ぐため、角膜を多めに残したり、視力向上のため、ぎりぎりまで矯正を行うかもしれません。こうした病院の方針の違いによっても、術後データは違ってきます。このような理由から、術後データを単純に比較して、病院の良し悪しを決めることはできないため、参考程度にとどめた方がいいでしょう。
データで見ると以前の屈折矯正手術と比較するとかなりよい結果になっています。しかし、データはいくらよくてもそれはひとつの結果に過ぎませんので、手術を希望される方は充分に理解したうえで手術を検討しましょう。
